芸術学部ソーシャルデザイン学科4年の安田美菜さん(中村学園女子高校)と後藤博多人形株式会社(春日市)が共同で開発した手のひらサイズのひな人形「ひいな」を、壱語屋株式会社(福岡市博多区)がクラウドファンディングサイト「Makuake」で注文を受け付けています。
ひいなとは、「ひな祭り」の起源とされる、平安時代に貴族の子女の間で流行したお人形遊び「ひいなあそび」から名付けたもので、20代後半から30代の大人の女性をメインターゲットに、“都会にマッチするスマートひな”をテーマとした4種類をデザインしました。
バルト海周辺国をイメージした「美凪 -mina-」、結婚式をモチーフにした上品な「皇 -kou-」、和洋室どちらにもマッチする「風稀 -fuki-」、ポップで可愛らしく柔らかい雰囲気の「花結 -hanamusubi-」と名付けた4種の「ひいな」は、健やかな成長や幸せを願う日本独特の文化「ひなまつり」を気軽に楽しんでほしい、福岡の伝統工芸品「博多人形」に触れてほしいという2つの思いを込めています。
安田さんは、「現代の流行りを意識しデザインした『ひいな』がきっかけとなり、多くの人が伝統工芸品をもっと身近に感じてもらえたらうれしいです」と語ります。
<博多人形「ひいな」>
デザイン4種:「美凪 -mina-」「皇 -kou-」「風稀 -fuki-」「花結 -hanamusubi-」
・雛人形セット(小物付き):幅27.7cm×奥行き21cm×高さ15.2cm
・雛人形のみ :幅24cm×奥行き9cm×高さ8cm
【芸術学部】