キャラクター開発を行うタイデザイナー視察団を受け入れました

 10月20日(金)、タイでキャラクター開発を推進する協会「TCAP(Thailand Character Design, Art Toy and Pop Culture Licensing and Merchandising Trade Association)」のメンバーやデザイナー、タイの芸術系大学教員など15人の視察団が本学を訪れ、芸術学部ソーシャルデザイン学科伊藤敬生教授と宮崎の着ぐるみメーカー「KIGURUMI.BIZ」代表取締役加納博美氏による特別講演を受講し、その後意見交換会を行いました。

 昨今、タイでは政府もご当地キャラクター開発に注力しており、同視察団は、10月19日(木)より来日し、1週間かけて日本キャラクター開発の現場を視察しています。

 伊藤教授は、広告代理店などの前職在籍時代に行ったご当地マスコットを活用した名産品PRやキャラクター開発の事例を紹介し、デザイン・ブランディングの視点からキャラクター開発にとって重要な要素を解説。加藤氏は海外キャラクターのマスコットを制作する際に大切にしていることなどを説明しました。

 今回の訪問は日本のデザイン教育現場の視察も兼ねており、講演後は芸術学部各種施設などのキャンパスツアーを実施しました。

 TCAP代表のNapat Phromphruk氏は「タイでもサスティナブルなキャラクターデザインに力を入れている。将来的にデザインを学ぶタイの学生が、本日のような勉強会を受けれるような仕組みを構築できるように働きかけていきたい」と述べました。

【芸術学部】

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