海洋プラスチックごみや廃材でクリスマスアドベントの会場を彩ります

 

 芸術学部ソーシャルデザイン学科伊藤敬生研究室はアーティストしばたみなみ氏とコラボし、 海洋プラスチックごみや廃材をリユースし作品を制作する「グリーンサンタプロジェクト」に取組みました。

 学生と同氏は共同で、漁網をリユースした高さ 2.5mのグリーンサンタオブジェを制作。加えて、 グリーンサンタのオブジェと共に設置予定の「Gyomo 海のクリスマスツリー※」を彩るため、 福岡市内のワインフェスなどで使用されたワインカップと身の回りの廃材を使ったオリジナルのオーナメントも制作しました。

 完成作品は 12月25日(月)まで天神中央公園に展示され、今月よりスタ ートしたクリスマスアドベント会場を彩っています。

 しばたみなみ氏は漂流ごみなどを素材にオブジェ制作を行い、環境問題をアートで伝える活動を行っている福岡在住のアーティストで、伊藤教授も海洋プラスチックごみの社会問題にデザインの領域で取り組んでいる経緯から今回のコラボが実現しました。

 伊藤教授の「ソ―シャルデザイ ン応用演習」の授業で同氏が特別講師を務め、活動の意義や内容について学生に説明。学生はコン セプトを理解し、プロジェクトに取り組みました。

 クリスマスアドベントにお越しの際はぜひご覧ください。

※「Gyomo海のクリスマスツリー」:2022年に一般社団法人イドベタとしばたみなみ氏のコラボにより誕生。緑色の漁網をアート作品として再生させ、作品を通じて海の豊かさと資源の大切さに気付くシンボルツリーになればという願いが込められている

※一般社団法人イドベタ:「イドベタ」は「I do better」の造語で、井戸端会議のように集い、地球環境について考えてもらうきっかけ作りの活動を行っている団体

 

【芸術学部】

芸術学部のトップページへ