10月23日(水)、本学柿右衛門様式窯で通算71回目の窯開きを行い、大小さまざまな作品約500点が窯から取り出されました。
柿右衛門様式窯は、2000 年 10 月、本学大学院芸術研究科教授だった故・十四代酒井田柿右衛門氏が「芸術を志す若者たちに、伝統工芸の奥深さを直に感じてもらいたい」と、門外不出の柿右衛門様式窯を踏襲してつくられた登り窯と単窯の機能をあわせもつ薪窯で、柿右衛門窯(佐賀県西松浦郡有田町)以外では本学のみのものです。
今回は、本学芸術学部生活環境デザイン学科工芸デザイン専攻陶芸コース学生の作品と、10 月5 日(土)に開催した「香椎東校区陶芸体験教室」に参加した地域の方々の作品が窯出しされました。
同体験教室に参加し、窯入れ・窯開きを見学した方は「これまでに何度か陶芸体験をしたことがありましたが、実際に窯で焼いてもらえるのは初めてです。サポートしてくださった学生さんも、非常に親切で良い思い出になりました」と話しました。
今回制作された作品の一部は11月2日(土)から開催される香椎祭で販売されます。
ぜひお立ち寄りください。
【生活環境デザイン学科】