「第20回ACジャパン広告学生賞」奨励賞受賞!

 「第20回ACジャパン広告学生賞」にて、芸術学部ソーシャルデザイン学科3年の福田千紗さん(必由館高校)の作品『大事な人だから、大事にしたい。』が新聞広告部門で奨励賞を、芸術学部芸術表現学科4年の島田あみさん(ひびき高校)と末次瑠詩明さん(筑紫高校)の作品『必要な「ひとり」がある。』がテレビCM部門で奨励賞を受賞しました。

 2005年に設立された同コンテストは、若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、「公」への意識を育むことを目的とするもので、今年は「公共問題」をテーマとして、全国からテレビCM部門に266作品(38校)、新聞広告部門に過去最高の590作品(34校)の応募がありました。 

 福田さんの受賞作『大事な人だから、大事にしたい。』は、認知症をテーマに、自身と祖父母の関係を少年とおじいさんに置き換えた作品です。

 島田さんと末次さんの受賞作『必要な「ひとり」がある。』は、SNSなどを通じていつでもどこでも繋がれる現代社会でも、一人の時間を持つことの大切さを表現した映像作品です。他者へ共感を求めるばかりでなく、自分自身と向き合い、好きなことに夢中になる時間を持ってほしいという思いが込められています。

 福田さんは「自分が祖父母に言えたかもしれないことを振り返りながら制作しました。この作品が審査員の目に留まり、評価されたことが嬉しいです」と述べ、島田さんは「試行錯誤して作った作品が評価されてとても嬉しいです。今後も映像に携わる活動を続けていきたいです」と語りました。

【芸術学部】

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