若手作家の登竜門「Idemitsu Art Award 2022」に入選しました

 

 出光興産株式会社が主催する公募展「Idemitsu Art Award 2022(旧シェル美術賞2022)」で、芸術学部芸術表現学科3年の真崎茜さん(福岡雙葉高校)の作品が、入選を果たしました。

 次世代を担う若手作家の発掘を目的とするこの公募展は、「若手作家の登竜門」として美術界で高い評価を得ており、今年で51回目の開催です。

 入選作「物体I」は、“怖い”をテーマに、ブルーシートに覆われた人の様子を描いた作品で、見る人の包まれた物体への想像をかきたて、怖いもの見たさで思わずブルーシートをめくりたくなってしまうような縦162cm×横112cmの油彩画です。

 真崎さんは、「目の前に何か分からないものが転がっていたら怖いなという気持ちで描いたこの作品は、絵の具を塗り重ねて厚みをつけたり、溶く油によって質感を変え、透明色にしたりなど、写真で見たままを描くのではなく意図的に演出し表現することが至難の業でした。色と質感をバランス良く配置できる感覚を養うため、今後もデッサン制作に力を入れていきたい」と力強い抱負を語りました。

 この作品は、12月26日(月)まで、国立新美術館(東京都港区)で展示されています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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【芸術学部】

 

 

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