被爆80年『PIECE of PEACE』プロジェクト「被爆樹木の声」をテーマとした動画が完成

    

 芸術学部ソーシャルデザイン学科伊藤敬生研究室は、被爆80年という節目の年に長崎市に点在する原子爆弾によって被害を受けながらも生き続ける被爆樹木を題材にさまざまなプロダクトを制作し、平和の啓発活動を行う『PIECE of PEACE(ヘイワノカケラ)』プロジェクトを始動しています。

 本プロジェクトは「被爆樹木」を通して五感で平和を体感するをテーマに進めています。その一環で、本プロジェクトに賛同したサウンドデザイナーの清川進也氏と、被爆樹木の幹の中に伝わる音や葉のゆらぐ音、樹木周辺の環境音を収録。それをもとに同氏制作の音源と芸術表現学科4年の松尾怜さん(福翔高校)が撮影した被爆樹木や長崎の風景を掛け合わせ約3分のプロジェクト動画を制作。長崎県が被爆した8月9日にあわせて公開しました。

 「原爆投下時の爆風や熱線を耐え抜き、その後80年も同じ場所に根を張り、葉をつける木々の音を『被爆樹木の声』として伝え、耳にすることでそれぞれが平和について考えるきっかけとなれば」と伊藤教授は語ります。

 ぜひ、ご覧ください。

【ソーシャルデザイン学科】

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