アーティストのルイーズ・ミュトレル氏を招いた特別講演会を実施しました

 5月23日(木)、九州産業大学芸術学会は、ヴィラ九条山でレジデントとして活動するフランス人アーティスト、ルイーズ・ミュトレル氏を招いた講演会を九州日仏学館(アンスティチュ・フランセ九州)との共催で実施しました。

 ミュトレル氏はパリ郊外ボビニーのアーティスト集団<Le Wonder/ル・ワンダー>のメンバーでもあり、さまざまな印刷技法と、自身が撮影した写真を組み合わせて作品を制作しています。

 今回の講演会では、ヴィラ九条山の説明に続き、ミュトレル氏が取り組む写真プロジェクト「Dekotokami/デコトカミ」の活動について解説がありました。各地で行われているデコトラの集会やトラックに描かれている多様なアート、デコトラコミュニティが行っているチャリティイベントなどについて語りました。

 また、女性ライダー達の足跡を追うプロジェクトやリソグラフ印刷で制作する作品についてなど、さまざまな話題を交えた話がありました。

 講演後の質疑応答では「デコトラになぜ興味を持ったのか」という質問に対し、ミュトレル氏は「元からオブジェの改装に興味を持っていました。日本滞在中に四国に行った際、密かに行われていたデコトラの集会に出会い、そこから興味をもちました」と語りました。

【芸術学部】

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