2024年9月6日(金)~9月12日(木)の期間、地域共創学部観光学科大方優子教授の授業「国外観光研修D 」を履修する学生16名が、タイ・チェンマイで観光研修を行い、広報ツール制作に取り組みました。
今回の取り組みはタイ国政府観光庁のHPでも2025年4月に紹介されています。
>九州産業大学 チェンマイ研修旅行
同科目は、観光地としての魅力を旅行者視点で分析することを目的に、座学で他国の文化や観光事情について十分に理解した後、実地研修を実施するものです。
同研修の前半は、本学協定校のチェンマイ大学で学生たちと交流。同大の学生が「香椎祭2024」で出店したタイの郷土料理「ガパオライス」と「パッタイ」の試食会を行いました。学生たちは食材や調理方法の説明を受けた後、日本で好まれる味付けなどを意見交換しました。
また後半では、食文化・日本との比較・手工芸品・寺院の4テーマごとのグループに分かれ、広報ツール制作の取材を実施。現地でしか味わうことのできない人々の雰囲気や街の空気感に触れ、チェンマイを学生目線で捉えたパンフレット、動画を制作しました。
帰国後は、タイ国政府観光庁の職員に向けて広報ツールの最終プレゼンを行いました。同担当者から「タイ・チェンマイの魅力がとても伝わるものばかりで驚きました。どれも実用化できるクオリティだと思います」と講評を受けました。
今回参加した同学科4年の小宮京子さん(相模原弥栄高校)は「タイでは、象に乗るのではなく象をケアするツアーなどのサスティナブルツーリズム(持続可能な観光)を実施している事を知り、他国の観光施策についても学ぶ機会となりました。また、巡った寺院は、どこもスケールが大きく、どこか神聖な空気感も感じました。お祈りに訪れている現地の人も多く、生活と密着している様子をリアルに体感することができました」と振り返りました。
□学生の作成した広報ツール
チェンマイの食について(PDF)
日本とタイの比較について(PDF)
チェンマイのクラフト産業について(PDF)
チェンマイの寺院について(動画)
【地域共創学部観光学科】