【清水ゼミナール】大学生版発明工夫コンテストで奨励賞受賞

 人間科学部子ども教育学科清水陽子教授研究室のプロジェクト保育案「癒しのアトリエ 光遊びの部屋」開発が、「第19回技術教育創造の世界(大学生版)発明・工夫コンテスト」(主催:日本産業技術教育学会)その他の部門で奨励賞を受賞しました。

 同ゼミナールは、保育現場における「光遊び」をテーマにした子どもの“遊び環境”づくりを提案し、国内での普及を目的に、誰でも簡単に準備ができる暗室の設計・開発を行いました。昨年11月に行われた「KSU VISION DAY 文×理×芸=展」で、設計したアトリエを実際に設置し、その様子を撮影した解説動画を制作しました。解説動画の中では、実際に設置したアトリエ内で、LEDや布、積み木などを使い作品制作も行っています。

 光遊びを実際の保育現場で実践した際に、特別な支援が必要な子どもが、安定して遊びに集中する姿が見られました。この発見から「癒しのアトリエ」と名付け、2年前に先輩学生らが受賞した「光と影の美ー新しい子どもの遊び環境の創造~紙飛行機のこーきが見た銀河鉄道の夜~」の幼児の芸術と科学(アート×サイエンス)分野におけるプロジェクト保育の開発にさらに工夫を加え、今回のコンテストに臨みました。結果、応募した部門では唯一の受賞となりました。

 「癒しのアトリエ 光遊びの部屋」の設置説明動画は、以下のURLからご覧いただけます。
https://youtu.be/KefN7LLruPs

光遊びのための暗室づくりは、パイプとばねクランプとりつけた暗幕で制作

水中LEDライトを白い布に照射してオーロラを表現

アトリエ内に制作した作品:「お城と雪の小人たち」

【子ども教育学科】

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