「大きな福祉のまちづくり動画コンテスト」最終審査会を開催しました

 11月3日(日)、本学にて「福祉や障がい」をテーマに制作した「大きな福祉のまちづくり動画コンテスト」のプレゼンテーションおよび最終審査会を開催しました。

 本コンテストは、福祉に特化する建築会社の株式会社スエナガ(福岡市)と本学が共同開催するもので「共に生きる~いろいろな人がいることを知ろう~」をテーマに全国の高校生や大学生などが制作した小学生向けの 1 分動画を審査し、最優秀作品を決定するものです。全国の高校・専門学校・大学から 162 チーム(29 校)の応募があり、予選審査を勝ち抜いた 10 チーム(高校部門 5 チーム、専門・大学部門 5 チーム)が、最終審査のプレゼンテーションに挑みました。

 本学造形短期大学部から本選に進んだチーム『パペットジャー』は「知識を持って助け合う」をテーマに、手作りのマペットが助け合いの方法を説明する動画を製作。その他、本選には進めなかったものの独創的な発想で表現し、福祉に対する理解を深め未来への可能性を感じる作品として、同じく造形短期大学部のチーム『美容室』がアイデア賞を受賞しました。

 審査委員長を務めた人間科学部子ども教育学科牛島大典教授は「本日ここに集まった全ての作品において、福祉を考える際に大切な『想像』と『創造』が含まれており、とても素晴らしかったです」とコメント。

 造形短期大学部の制作メンバーは「まずは福祉に対する知識が必要と感じ、事前に助け合いについていろいろと調べました。その中で多様な障がいがあることも知りました。助け合いに必要な配慮などを私たち自身も学べ、とてもいい機会になりました」と話します。

 審査員による審査、観覧者による一般投票により決定した本選入賞作品は、福岡市教育委員会「TSUNAGARU Cloud」の動画教材として採用されます。

◆チーム『パペットジャー』
 造形短期大学部造形芸術学科2年 江藤心々さん(鹿屋高校)
           同学科2年 林弥羽さん(高千穂高校)
           同学科2年 末永祐稀さん(玄界高校)

◆チーム『美容室』
 造形短期大学部造形芸術学科2年 上下莉沙さん(九州国際大学付属高校)
           同学科2年 氏家日香さん(北九州市立高校)
           同学科2年 三隅美桜さん(西南学院高校)

【学生部】

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