イギリスおよびアイルランド間の自由な越境の形成と変容 ―共通旅行区域(Common Travel Area : CTA)の点から―
キーワード
研究シーズの紹介
本課題は、イギリスおよびアイルランド間の共通旅行区域(Common Travel Area : CTA)のイギリスでの形成と現在に至るまでの変容を研究するものである。戦前よりイギリスとアイルランド間にはCTA、両国間の入国審査の免除制度が存在し、この制度の下でアイルランド人はイギリスに自由に越境し、両国間のもはや分離不可能な社会を形成した。イギリスでアイルランド人は国民同様の権利を有し特殊な位置にある。これはイギリスへの自由な越境を認めるCTAに由来する。そのためBrexitによるCTAへの影響はこの特殊な位置にも波及するかもしれない。CTAがどのようにして形成され現在に至り、Brexitによりどのように変容するのかを明らかにする必要がある。本課題はイギリスでのCTAの形成と現在までの変容を研究の射程としている。
Point
共通旅行区域
- イギリス-アイルランド間はパスポートなしで行き来できる
- 国際法によるものではなく、両国それぞれの法律でそれぞれに規定

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 国籍による国家の法的構成員性への憲法学的検討―連合王国を対象として―(科学研究費助成事業 若手研究 課題番号19K13509)
- 国会議員の重国籍をめぐるイギリス・オーストラリアの比較検討イギリス憲法学におけるレファレンダムへの考察―議会主権の観点から―




