すべての子どもが共に育ち合う「インクルーシブ保育」における保育者の専門性に関する研究
キーワード
研究シーズの紹介
近年、特別な配慮を必要とする子どもが増加する中(文科省、2017)、その保育に関して、「障害の有無を前提とせず、すべての子ども一人一人のニーズに応じて保育するインクルーシブ保育」の重要性が言われている。インクルーシブ保育では、その子に応じた「個」への援助が必要である一方、「集団」への援助も必要であり、一人一人のニーズに合わせた保育が求められる。そこには、保育者の援助の在り方という専門性が重要だが、保育の現場では保育者が戸惑いや不安を感じているという現状が報告されている。
そこで、特別な配慮を必要とする子どもが在籍するクラスでの「保育者の援助」に着目し、保育者が「集団」と「個」に対してどのように具体的な援助を行っているか検討し、インクルーシブ保育で求められる保育者の専門性を明らかにしていくことを目的として研究を行っている。
Point
保育者のさり気ない援助
- 「保育者によって意識された、子どもにとって特別感がない、さり気ない援助」であることがポイントのひとつである。
- それが、どの子どもも保育場面に参加しやすくなる援助となる。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- インクルーシブ保育における保育者の葛藤と成長をめぐって 太田俊己・沖本悠生・金子功一・鶴巻直子・真鍋健関東学院大学人間環境学会紀要第32号 p.41-57 2019年
- 乳幼児教育における特別支援教育の推進―特別支援教育から―インクルーシブ教育システムの構築へ向けて―阿部 敬信・木舩 憲幸・阪木 啓二・沖本 悠生・井上 佳奈 九州産業大学人間科学部紀要「人間科学」1巻 p.38-48 2019年




