2026年8月21日(金)、9月18日(金)、10月16日(金)の3日間、地域共創学部の緒方泉特任教授は、国立西洋美術館(東京都台東区)の協力のもと、夜間開館時の常設展示室において「博物館浴®」の実証実験を行いました。
「博物館浴」とは、博物館などの見学を通して得られる癒やしやリフレッシュ効果を、人々の健康増進や疾病予防に生かす活動です。緒方泉特任教授は2020年から研究を開始し、これまでに全国118館の博物館や美術館などの協力のもと、作品鑑賞が自律神経のバランスや脳の覚醒度に与える影響を、生理指標や心理測定などを用いて検証してきました。
これまでのパイロット実験(2024年度・2025年度)は、美術館の休館日に行われてきましたが、一般の人々が訪れる夜間開館時の検証は今回が初めてです。 来館者のうち任意の協力者を対象に、株式会社Yume Cloud Japan(本社:山形県米沢市)が提供するオンライン測定評価サービス※を使用。自身のスマートフォンやタブレットで、展示作品を鑑賞する前後の自律神経の状態と脳の覚醒度の変化を測定しました。 来館者がそれぞれのペースで作品を鑑賞する日常に近い環境でデータを収集し、将来的な社会実装に向けた検証を行い、今回3日間の実証実験で約500件のデータを収集しました。
緒方特任教授は今後、マチェラータ大学(イタリア)、チロル応用健康科学大学(オーストリア)など海外研究機関とも共同し本研究を展開していきます。
※30秒ほどの短い朗読音声から、AIがストレス状態を可視化・分析するオンライン測定評価サービス

【地域づくり学科】




