芸術学部卒業生・松尾スズキ氏が凱旋!

 

 芸術学部デザイン学科を1986年に卒業した、作家・演出家・俳優の松尾スズキ氏が、イムズ(福岡市中央区天神)で開催中の「大人計画大博覧会in福岡 “30祭(SANJUSSAI) 凱旋”」に合わせて、3月20日(水)、報道関係者向けに会見を開きました。 

 九産大在学中に演劇を始めた松尾さんが、劇団「大人計画」を旗揚げしてから30周年、イムズ開館30周年を記念したこの博覧会では、松尾氏のイラスト原画や直筆の台本、舞台の小道具や稽古風景写真など約400点が展示されています。

 松尾氏は、「青春時代を過ごしたこの街に戻って来られて、とても感慨深いです。若い頃から物事を窮屈に考えるという癖があり、しつけや社会的なルールに対して敏感になっていた自分を救ったのは、『笑い』でした。面白くないものを自分が面白くしてやるという気概で、やりたいことを曲げずにここまでやって来ました。私が世に打って出た時代の空気感と現代とはまた違いますが、インターネットが普及したこの時代において、若い人たちならではの表現の在り方を見つけてほしい」と、エールを送りました。

 松尾スズキ氏の軌跡を辿るこの博覧会は、4月21日(日)まで開催中です。お近くにお越しの際は、お立ち寄りください。

【広報課】
 

九州産業大学のトップページへ