4つの自治体のコミュニティバスが「駅すぱあと」に登場

 

 福岡県内4自治体(宗像市・須恵町・新宮町・芦屋町)のコミュニティバスが、4月23日(月)から、「駅すぱあと」や「Google マップ」などの乗換案内サービスで利用できるようになりました。

 

 九産大理工学部情報科学科稲永健太郎准教授と学生が、自治体の時刻表や運賃などのデータを国土交通省が定めた「標準的なバス情報フォーマット形式」に作成し直し、「駅すぱあと」を運営する株式会社ヴァル研究所に提供したものです。

 

 ICT(情報通信技術)を活用したコミュニティバス運行管理支援の研究を行う稲永准教授は、2016年からデータ整備に取り組んでおり、今後もダイヤ改正時のデータ更新や対象の市町村を拡大し、地域創生・地域活性化を支える社会インフラ整備に貢献する予定です。

 

 データ作成に携わった情報科学部4年の高木秀也さん(長崎工業高校)は、「昨年11月から、各自治体担当者への提案を経て、停留所名や時刻表、運賃や運休日などのデータの座標入力を行ってきました。地域住民の方々のお役に立てて、とてもうれしいです」と振り返ります。

 

 稲永准教授は、「住民の“くらしの足”を支える地域公共交通の利便性向上に資する取り組みとして、今後も、行政や企業等と連携しながら、ICTを活用した活動を学生とともに進めていきたい」と語りました。

【理工学部】

九州産業大学のトップページへ