7月31日(月)〜8月4日(金)、ハワイ州オアフ島で開催された、高度なサイバー技術などに焦点を当てた国際学会「IEEE-CYBER 2017」で、理工学部機械工学科の鶴田 和寛教授が「脳錯覚を利用したリハビリ制御装置について」を発表し、優秀論文賞を受賞しました。
この論文は、超高齢社会の到来により、リハビリテーションの必要性が高くなる現在、脳疾患などにより麻痺した体機能に対し、脳に錯覚(刺激)を与えながらリハビリすることで、脳の再生を促し、麻痺した体機能を回復する装置について提唱しています。
鶴田教授は、「ロボット技術と人工知能を組み合わせた研究成果が認められて嬉しい。脳疾患患者のリハビリが少しでも楽になるよう実用化に向けて研究を加速させたいです」と喜びと意気込みを語ります。