工学部 ハウスメイトと共同リノベーション

 

 九産大工学部住居・インテリア設計学科3年生の江川詩乃さん(熊本工業高校)【写真上】の、ファミリー向けマンションのリノベーションが間もなく完成します。

 

 コンセプト提案、デザイン、設計、施工管理まで全て学生が行う、株式会社ハウスメイトパートナーズとの産学連携事業は、今年で3年目。初めてファミリー向け物件を手掛けました。

         【Before】               【After】

 

 築30年の4階建てマンションの一室(3DK)の、建物改修に与えられた予算は、200万円。若い家族にターゲットを絞り、子どもの成長に合わせて距離感が調整できるよう、ダイニングや個室の壁を取り払い「大空間」を演出。また、収納を家の中心に置き、その周りを回遊し、円滑に繋がりが持てるプランを提案しました。

 

 ハウスメイトの担当者は、「当初提案書を見たときは、あまりの斬新さに絶句しました。企画を進める中で、なぜ壁を無くすのか、なぜここに収納スぺースをつくるのか、理由を聞いて納得しました。私たちの凝り固まった考えを柔らかくしてくれたのは、学生ならではです」と話します。

 

 江川さんは、「当初プランの見積りは予算の倍の400万円で、理想と現実のギャップを思い知らされました。しかし、学生時代に、コスト意識を持ちながら実践的に学べたことは本当に貴重な経験です」と、振り返ります。

 

 江川さんがリノベーションした物件は、2月下旬に完成予定です。

 入居等のお問合せは、ハウスメイト九産大前店にご連絡下さい。

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