この3月に九産大工学部住居・インテリア設計学科を卒業した梅森晴子さん(西京高校)の卒業設計「モノが散らからない仕組みのある部屋づくり〜単身向け賃貸住宅における収納設計の考察と実施施工〜」が、「日本建築学会九州支部長賞」を受賞しました。
片付けやすさという観点から住まいを見つめなおし、「モノが散らからない部屋づくり」を、収納のアイデア、片付けやすさの工夫、生活動線や居住者生活スタイルなどから設計を進め、実現した取り組みです。
賃貸リノベーション事業の実施と現代の消費社会とを絡めながら、独自の見解で考察を重ねていき、インテリアコーディネートの新たな可能性を見出していくことを目指しました。
同学科の諫見研究室では、株式会社三好不動産との産学連携事業として、「学生ブランドによるマンションリノベーションの設計と工事監理」と題した卒業設計の実現プロジェクトに取り組んでおり、梅森さんの作品は今年1月に完成、完成まもなく入居者を迎えています。