「第4回おおい町まちづくり政策コンテスト」で優秀賞受賞

   

 

 商学部経営・流通学科木村隆之准教授のゼミナール生9人が、11月10日(日)に福井県おおい町で開催された「第4回おおい町まちづくり政策コンテスト」の政策発表会で、優秀賞を受賞しました。

 町外の若者が、3日間の町内でのフィールドワークなどを通して、同町におけるまちづくりの課題や地域資源を発掘し政策提言を行うもので、4回目の今年は9大学7チームが参加しました。

 与えられた3つのテーマのうち、「ICTインフラを活用した新たな仕事創出」を選んだ学生たちは、「eスポーツの活用」をコンセプトに、おおい町役場担当者や同町でeスポーツのイベントを運営するNPO法人担当者などにヒアリングを実施。高齢者や障がい者が参加できるアクティビティーの必要性など抽出した課題の解決策として、9月末におおい町商工会の協力を得て「eスポーツ大会」を開催しました。そこで得られたアンケートの分析により、町外から企業を招聘しeスポーツを実施することで地域ににぎわいをもたらし、マネジメント会社を設立してプロのeスポーツ選手を育成することで、根本的な地域活性化を目指すことを提言しました。

 審査員からは、「近年、社会的関心が高まっているeスポーツに着目し、独自性がある」と評価されました。

 リーダーで経営学部国際経営学科3年の江口末紗さん(玄界高校)は、「フィールドワークを行って自分たちの足で情報を稼ぐことで、地域との関わり方や地域活性化について改めて考えさせられたこと、それを経営の視点から学び直せたことが収穫でした」と語りました。

 ※eスポーツ・・・エレクトロニック・スポーツ(electronic  sports)の略で、コンピューターゲームを
          スポーツ・競技として捉えるもの

【商学部】

   

 

 

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