8月30日(土)、九州大学伊都キャンパスで開催された「九州夏ロボコン2025年大会」にて、本学理工学部ロボット工房から2チーム(チーム名:「NotRandom」「BRAND-NEW DAY」)が参加し「NotRandom」が15チーム中、1位に輝きました。
本イベントは九州内の大学による小型ロボットのロボコン大会です。今年度のテーマは「九州夏の陣」。6つのボールを、2体のロボット(殿様ロボット・同盟ロボット)が受け渡し、「城」とされる指定場所に移動させます。参加者は提示されたテーマを基に、独自に設計やプログラミングを考え、その速度や安定性を競いました。
【チーム名:NotRandom】
制作のポイント:ロボット本体は固定し、アーム稼働のみの安定した動作。
【チーム名:BRAND-NEW DAY】
制作のポイント:シンプルなエアーシリンダーで枠を押して進む機構。
1位に輝いた「NotRandom」のリーダー理工学部機械工学科2年の中村天侑さん(福岡工業高校)は「昨年大会の反省点から、速度だけではなく安定性も重視した設計にしました。壁に直面した際もメンバーで話し合って解決策を考えれたこと、担当を上手く分担できたことが1位を取れた要因だと思います。九産大の強みであるロボの『速度』を生かし、来年以降のNHKロボコン本戦出場を目標に精進します」と大会を振り返りました。
惜しくも入賞とはならなかった「BRAND-NEW DAY」のリーダー同学科2年の田中一浩さん(福工大城東高校)は「出場ギリギリでボールをつかむ機構を変更したため練習時間がなく良い結果は残せませんでした。しかし、大会後のレセプションで他大学の機構やアイデアを吸収でき、学ぶことが多かったので今後の活動に生かしたいです。結果が悔しいですが、皆と共に夢中になってロボットを作った時間はかけがえのないものになり感謝でいっぱいです」と話しました。
九州産業大学理工学部ロボット工房では、随時参加学生を募集しています!興味のある方は「ロボット工房HP]をご覧ください!
【理工学部】