山崎祐一氏が「言語と文化」について講演会を開催しました

 

 国際文化学部では本年度から大学のAdvanced Programとして「教育リーダーシップアカデミー(AEL)」を開設し、将来、教育の現場で即戦力となって活躍できる英語教師と国語教師の育成に取り組んでいます。 

 プログラムの一環として6月13日(火)、国際文化学部国際文化学科「英語科教育法A 」の授業内で長崎県立大学教授山崎祐一氏が講演会を開催しました。

 英語教育学や異文化コミュニケーションを専門にする山崎祐一氏は、数々の通訳業務や映画の翻訳にも携わり、これまでの依頼講演は800回を超えています。今回の講演では「異文化理解を視野に入れた英語教育を考える〜どうしたら子どもたちは英語に興味を持つの?〜」と題して、英語科の教員免許取得を目指す学生に対し、言語だけではなく文化を理解する重要性について説明しました。

 山崎氏は「単語や文法を覚えていても、国の文化を理解しないとコミュニケーションは図れません。英語を学んだ子どもたちが、将来どのように生きていくのかを想像してみましょう」と語りました。

 講演会に参加した2年の阿部愛里(鹿児島実業高校)さんは「英語教育と異国文化の関係性について再認識した」、柴田楓華(下関南高校)さんは「言語や文法だけではなく、もっと文化について学ぶ機会を増やしたい」と感想を述べました。

 

 【国際文化学部】

国際文化学部のトップページへ