ホーチミン市外国語情報技術大学にて海外日本語教育実習を実施

 10月22日(日)〜28日(土)の期間、酒井順一郎教授が担当する国際文化学部共通科目「日本語教育実習」の一環で、国際文化学科の学生6名が、協定校であるホーチミン市外国語情報技術大学にて日本語を学んでいる学生を対象に海外日本語教育実習を行いました。

 現地では、1年次生約40名に「日本語会話」、4年次生約20名に「日本語プレゼンテーション技法」の教壇実習を行いました。学生たちは今年5月から、指導案の作成や国内にいる外国人協力者を対象に教壇実習を行い、ビンゴゲームを交えた文法の授業や、日本語特有の敬語・接続詞の説明など入念に準備をして臨みました。

 実習に加え滞在期間中は、同大にてベトナム語と社会・文化の講義を受講。全長250kmあるクチトンネルでベトナム戦争の平和学習にも参加しました。現地の学生と食事会・交流会を通じて、文化的交流も行いました。

 実習に参加した同学科3年の清田奈美さん(福岡女子高校)は「異文化交流を通して、衝撃を受けた出来事が数多くあり、現地に行かないと分からないことがあることを知りました。また、自身が教壇に立つだけではなく、現地の方からベトナム語を学ぶなど、外国語を学ぶ立場も経験することができ、今後の学びに役立てられる貴重な機会になりました」と実習を振り返りました。

【国際文化学部】

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