門司港レトロ地区において「フィールドツアー実習」の学外実習を実施

 9月12日(火)から4日間、建築都市工学部住居・インテリア学科諫見泰彦准教授が担当する1年次科目「フィールドツアー実習」の学外実習を、プレミアホテル門司港、JR九州、関門海峡ミュージアムの各社と連携し、門司港レトロ地区において実施しました。

 学外実習では、地域再生に向けた門司港レトロ地区の取り組みを知り、同地区の歴史的建築物や芸術関連施設などを訪ね地区の課題や魅力の発見、同地区の方々との対話を通して考えを広げ深めます。

 今回、49人の学生が参加し、門司港ホテルの見学や実測、門司港駅の見学、旧大阪商船ビルでの講義などを行いました。なお、門司港ホテルの見学では、同ホテルでインターンシップを行っていた本学地域共創学部の3年生が施設案内の補助を行いました。

 学外実習に参加した同学科1年の茂森暁さん(青豊高校)は「門司港を訪れるのは初めてで、ホテルでは門司港ホテルの歴史に触れながら興味深い話を聞くことができました。色々なところに船を意識したデザインが施されていて見応えがあり、門司港駅では、現存する駅舎として日本に二駅しかない重要文化財のうちの一つが門司港駅だと知りとても驚きました。他にもさまざまな歴史ある場所を訪ねることができ、とても充実した実習になりました」と感想を述べました。

 また、同学科1年の中村佳聖さん(鹿屋工業高校)は「門司港レトロ地区は歴史がある街で、建物自体も雰囲気がよくレトロな感じがとても印象深かったです。鹿児島出身で、福岡のことを知りたいと思っていたので今回の実習はとてもいい経験になりました。今後は、建築やインテリアの専門家となる私たちが、門司港の歴史を伝えていこうと思います」と語りました。

 「フィールドツアー実習」の授業は、こうした経験を通して建築都市工学部あるいは住居・インテリア学科で学ぶ資質や意識を向上させることを目的としています。

【建築都市工学部】

 

 

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