4月4日(木)~9日(火)に福岡アジア美術館(福岡市博多区)で開催された、 一般社団法人空間芸術TORAM主催の国際公募展「第13回 躍動する現代作家展」で、建築都市工学部住居・インテリア学科の諫見泰彦准教授が、「躍動する現代作家賞」と、220作品の中から「来場者投票1位賞」をW受賞しました。
同展覧会はオールジャンルの作品が一堂に会する展覧会として、日本国内はもとより海外でも活動しているアーティストが多数参加しており、文化庁子ども育成推進事業登録芸術家・泰然として造形作家活動に取り組む諫見准教授は、KSU基盤研究の課題「アート・サイエンスコミュニケーションによる地域貢献に関する踏査と実践」の成果を公表しました。
諫見准教授は、LEDライトと積み木による光源の反射と遮蔽の技法を使って、博多の街並みを表現するインテリアアート作品「あかりのありか≪はかた≫」を出展しました。作品は、博多織のデザインを取り入れながら積み木で縮尺500分の1、2.7m四方の博多の立体地図を制作し、公募展のテーマ「躍動」を光のアクションペインティングで表現したものです。
「地域づくりを目的とした昨秋の石川県珠洲市、今春の静岡県島田市でのアーティストインレジデンス(滞在型作品制作)によるKSU基盤研究の成果を、地元福岡市での国際公募展で披露して高い評価を得ることができ、大変嬉しく思います。今夏は茨城県水戸市で同目的の作品制作が決定しており、さらに励みたいと考えています」と諫見准教授はコメント。
5月19日(日)には、本学美術館にて開催中の企画展「第34回九州産業大学美術館所蔵品+展『遊ぶ』-おもちゃと造形をめぐる8章-」に併せて「大人が楽しむ!積み木であかりのワークショップin美術館」を実施する予定です。ぜひ、ご参加ください。
【建築都市工学部】