「2022年度日本インテリア学会九州支部」支部長賞を受賞!

「積み木であかりのワークショップ」の企画・実践に取り組んだ建築都市工学部住居・インテリア学科地域貢献実践ゼミナールが、インテリアに関する優秀な成績や活動に贈られる「2022年度日本インテリア学会九州支部」支部長賞を受賞しました。

 「積み木であかりのワークショップ」は、子どもたちが題材童話「あかりのありか」(きみきみよ著)の世界を、積み木やLEDライトを使って表現するもので、光源を反射させたりふさいだりしてできる光の作用を学びながら、美しいあかりの作り方を自発的に考える造形教育実践です。

 2022年11月に長門おもちゃ美術館、2023年2月に那珂川市立南畑小学校でワークショップを開催し、計約60名の児童が参加しました。

 「光と影の美」をテーマに子どもたちの芸術と科学分野のセンスを育成できるインテリア学分野のワークショップを企画・計画・実践し、社会や学校教育の現場において成果をあげたことと、童話を題材とし、国語教育とインテリア学の融合も新奇的に試みたことが評価され今回の受賞に至りました。

 プロジェクトに参加した4年生のレー・ティタントゥイさんは、「ワークショップの計画にあたりまずは自分たちで制作を実践し、当日の作業内容や時間配分を決めていきました。当日は子供たちの傍につき、7色の光源を混ぜ合わせ、さまざまな色を表現する方法をアドバイスしたり、制作をサポートしたりしました。『専門知識を相手にわかりやすく伝える力』は今後の活動でも生かしていきたいです」と語りました。

建築都市工学部のトップページへ