6月20日(木)、建築都市工学部住居・インテリア学科香川治美教授の授業「住居設備」、「基盤スタジオ実習Ⅰ」に、株式会社リーモ・トロージェン(福岡市博多区)の調香師である森祥子氏をお招きし、快適で健康的に過ごせる香りの調合を実践しました。
調香師の森氏は12種類あるフレグランスから5つを選び、実際に香りを確かめながら、調合するよう説明。「香りはそれぞれ、強さや効能、持続時間が異なるためバランスを意識することが重要」と学生にアドバイスしました。学生たちは香りの持続時間によって区別されるトップノート、ミドルノート、ベースノートの香りを使い分け、思い思いの香りを作成しました。
授業聴講として参加していた理工学部機械工学科4年の淵上恵都さん(福岡西陵高校)さんは「研究室で行っている脳波測定の研究においても、香りによるリラックス効果は重要だと考え、今回の授業に参加しました。自身の好きな香りを掛け合わて、イメージ通りリラックスできる調香ができたと思います。今日学んだ事を学科の研究にも生かしたいです」と話しました。
香川治美研究室では、今後の4年生の授業「卒業研究」でこの香りが快適で健康的な空間を創りだせるのか、その科学的根拠を明らかにしていきます。
【建築都市工学部住居・インテリア学科】