工学部学生 まちづくりの「夢アイデア」で佳作入賞

 

 11月30日(土)、建設コンサルタンツ協会九州支部が主催する「第17回まちづくりに関する提案発表会」が開催され、工学部住居・インテリア設計学科4年の岡祥大よしひろさん(三養基高校)の作品が、佳作に入賞し、研究助成金を獲得しました。

 受賞作品のテーマは、「イオン上峰店跡地に建つ農業生産・田園景観をテーマとした道の駅」。自分が育った佐賀県三養基郡上峰町で、2019年2月に撤退した大規模商業店舗の跡地に、現存するかつての農業用倉庫・農事作業所を移設して、農業生産を体験できる道の駅に転換し、急速な宅地化の進行で失われつつある田園景観を後世に残すことを提案しました。

 審査員から「着眼点がおもしろい」と好評をもらった岡さんは、「都市部の子どもたちに、資料館や農業体験・販売を通じて、農業の文化に触れられるような施設をつくりたいです。審査員の方から頂いた意見を参考に、最終的には市役所への提案を目標にしています」と話します。

【建築都市工学部】

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