160人のサンタが千早の街に『温かいクリスマス』を!

 12月14日(日)、経済学部経済学科の授業「実践企画演習」(黒木宏一准教授濱川和洋助教)を履修する学生約20名が、福岡市東区千早でチャリティイベント「Fukuoka Santa Walk in Chihaya 2025」を開催し、子どもから大人まで計164人がサンタクロースに扮し街を歩きました。

 この取り組みは、サンタウォークの参加費などから得た益金を、病気に立ち向かう子どもたちへクリスマスプレゼントとして贈るもので今回で9年目を迎えます。

 過去に、入院生活を経験した子どもから「入院中最も寂しいと感じた日は誕生日ではなく『クリスマス』だった」という声を受け、子どもたちにとって「最も人との繋がりを感じられる日」になるように願い、同学部の学生が中心となって企画しました。

 当日は、地元のゴスペル集団「all fruits」の演奏と本学体育会執行部チアリーダーVIGOROUSのパフォーマンスによるオープニングセレモニーに始まり、子どもたちを先頭に約60分のコースを笑顔で行進しました。今年も、JR千早駅長をはじめ各駅職員ら18名も参加し大規模な一団となり、雨天ながら、千早の街が「温かいクリスマス」の雰囲気に包まれました。

 また、クロージングセレモニー後、ちはや公園内では、本学「Ducky Jazz Orchestra(ダッキー ジャズ オーケストラ)」の演奏や学生による縁日も開催。イベント代表の上田晴矢さん(2年/九州産業大学付属九州高校)は「今回、参加した人たちと過ごした『温かい時間』が、病気に立ち向かう子どもたちにも広がってほしいです。今日の活動で1人でも多くの子が元気になってくれることを願っています」とイベントへの想いを語りました。

 今回集まった寄付金は、姉妹プロジェクト「TRICK ART PROJECT2025」で制作したトリックアートとともに、福岡市立こども病院(福岡市東区香椎照葉)に贈られる予定です。なお、トリックアートは、地域の皆さんにも楽しんでいただけるよう、コース内の「なみきスクエア」に12 月 14 日(日)~25 日(木)の期間展示しています。

 ぜひ、お立ち寄りいただき、一足早いクリスマスを感じてください。

※濱川助教担当の科目「Quest演習」内のプロジェクト。
 経済学部生がテーマを考え、芸術学部生がトリックアートをデザインする。

【経済学部/伝統みらい研究センター/芸術学部】

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