コカ・コーラのラグビーチームと共同研究を始めます

人間科学部スポーツ健康科学科西薗秀嗣教授(写真左)とコカ・コーラレッドスパークス部長(兼)監督の向井昭吾氏】

 九州産業大学はこのたび、コカ・コーラボトラーズジャパンのラグビー部「コカ・コーラレッドスパークス」と、レッドスパークスのチーム強化と選手のレベルアップのために、人間科学部スポーツ健康科学科の専門的知見を活用することに合意し、共同研究契約(アドバイザリー契約)を締結しました。

 契約に基づき九産大は人間科学部のトップアスリートスポーツ科学支援チームにおいて、レッドスパークス選手の有酸素能力、無酸素パワー、間欠的パワーなどの生理学的測定および最大筋力、体幹筋力などのバイオメカニクス測定などを実施し、得られたデータを研究に活用するとともに、スポーツ科学の視点から、チーム強化やチーム運営に有益と思われるアドバイスや情報の提供を行います。またレッドスパークスは九産大から得た選手の測定データやアドバイスを活用することで、更なるチーム強化や選手のレベルアップを図ります。

 本学は昨年アビスパ福岡と共同研究契約(アドバイザリー契約)を締結し同チームの強化を支援していますが、ラグビーチームとの契約は今回が初めてです。また、これまでトップリーグおよびトップチャレンジリーグのラグビーチームの中でチーム強化のために大学と契約を締結した例はなく、今回の共同研究が初めてのケースとなります。

 12月3日(木)開催した記者会見でレッドスパークスの向井監督は「科学的な測定を通じて、怪我を減らして選手寿命を延ばすことができれば」と共同研究への期待を語りました。

 今後とも九産大は地域のスポーツ団体との連携を強化して、九州のアスリートを支援するスポーツ科学の拠点となるべく研究を充実させていきます。

≫プレスリリース「共同研究の開始について」

【人間科学部】

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