米スタンフォード大学アメリカンフットボール部コーチ河田剛氏が来校!!

 7月3日(木)、連携教育プログラム「Stanford e-KyuSan-U」でも関わりのある米国スタンフォード大学のアメリカンフットボール部コーチ河田剛氏が、人間科学部スポーツ健康科学科1年次生対象の講義「スポーツ科学概論 」にゲストスピーカーとして登壇しました。 

 河田氏は、選手として4回、コーチとして1回、アメリカンフットボールで日本一を達成。1999年の第1回アメリカンフットボールW杯優勝メンバーで、引退後2007年に渡米し、名門スタンフォード大学アメリカンフットボール部でコーチに就任。現在、日本人の選手や指導者の中で、米プロフットボール(NFL)に最も近い存在と言われています。

 講義では、米国と日本の文化の違いをはじめ、世界的にも注目されている米国カレッジスポーツについて、事例や映像を交えて紹介しました。同じ大学生アスリートがプレーする環境や競技への向き合い方についてリアルな実情を知る機会となりました。

 加えて、米プロフットボールリーグで採用されている収益分配制度「レベニュー・シェアリング※」など、スポーツビジネスに関する仕組みについても解説。米国のトップスポーツが、長期間高い水準で運営されている要因についても語られました。

 同氏は「私は、もっとアメリカンフットボールという競技に触れたくて、渡米を決めました。日本とのギャップは多くありましたが『行動してみて考える』という米国の考えにはすごく共感しています。今はインターネットなど情報が溢れていて、皆さんが渡米できる手段は沢山見つけることができます。少しでも興味やチャンスがあれば、ぜひ挑戦してほしいです」と講義を締めくくりました。

 本学は今後も「文理芸融合のグローバル総合大学」の実現に向けて、さまざまな分野で、海外大学との連携強化を図ります。

※レベニュー・シェアリング:入場料収入やグッズ売上げの収益をリーグ全体でプールし、リーグに所属する全チームに均等に分配する制度。フランチャイズのある都市の規模に関わらず、同じ土壌でのチーム運営を可能にしている。

【スポーツ健康科学科】

 

人間科学部のトップページへ