若者視点で大川家具をデザインしました

 

 12月7日(金)、芸術学部生活環境デザイン学科建築都市工学部住居・インテリア学科の学生34人が、福岡・大川家具工業会加盟企業に、映画「トイ・ストーリー」をモチーフにしたソファーやテレビボード、カスタマイズが可能なリビングに合う学習机、端材を利用した眼鏡スタンドや箸置きなど、19点のユニークな新作家具や雑貨の提案を行いました。

 2012年から続くこの「大川プロジェクト」は、同工業会に加盟している8社と共同で新商品の開発を行うもので、提案されたデザインは企業によって試作品を製作し、一部は商品化される予定です。

 6月からデザインの検討を開始した学生たちは、商品化をめざして企業担当者とのやり取りを何度も重ね、この日の最終報告会に臨みました。

 プロジェクトリーダーを務める松井一暁さん(工学部住居・インテリア設計学科3年・鳥栖高校)は、「初めてこのプロジェクトに参加しましたが、技術とコストの制約の中で、作りたいだけではなく買いたいと思ってもらえるものを考えるという、ものづくりの大変さを改めて感じました。2月21日(木)からの『九産大プロデュース展』で試作品を展示するので、ぜひ多くの方に見てもらえたらうれしいです」と抱負を語りました。

【芸術学部・建築都市工学部】

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