ラムネの魅力に迫る「驚きのラムネ展」を開催

 9月23日(金・祝)から10月10日(月・祝)、芸術学部ソーシャルデザイン学科伊藤敬生教授研究室が無印良品ガーデンズ千早店「Open MUJI」(福岡市東区)で「驚きのラムネ展」を開催し、連日、来場者で賑わいました。

 会場では、ラムネ瓶の原型とされる1872年にイギリスで発明されたキュウリ型の「ハミルトン瓶」や明治初期に登場した国内最古の瓶など、ビンテージ瓶約30本を一堂に展示するとともに、昭和初期のラムネ製造機も公開。

 9月24日(土)、25日(日)には、飲料メーカーなどを招きラムネの歴史やトリビアを紹介する「驚きのラムネ話」トークや、参加者が飲み終えたラムネの空き瓶を使って手作りラムネを作る「手作りラムネ会」を開催し、盛況でした。

 同学科3年の水野里菜さん(筑紫女学園高校)と有馬優さん(九産大付属九州高校)は「ラムネを知らない子どもたちが一生懸命にラムネづくりに取り組み、楽しそうに集う姿を見て、対面コミュニケーションの大切さを改めて実感しました。少しでもラムネの魅力を感じてもらえたらうれしいです」と顔を見合わせ笑顔で話します。

 新型コロナウイルス感染症の影響で夏祭りの多くが中止となり、夏の風物詩であるラムネや花火が出荷できない製造会社を救おうと、芸術学部ソーシャルデザイン学科の伊藤敬生研究室が2021年から展開する「ラムネの涙プロジェクト」の一環として開催したもので、今回で3回目のイベントです。

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【芸術学部】

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