公益社団法人日本インテリアデザイナー協会(JID)主催「第17回学生インテリアデザインコンテスト」において、芸術学部生活環境デザイン学科4年の浅野美咲さん(筑紫女学園高校)が最優秀賞を、同学科4年の永瀬千陽さん(日田高校)が優秀賞を受賞しました。
浅野さんの作品「KIZUKU CHAIR」は、座面に輪切りにした竹を使った高さ91cm×幅120cm×奥行き100cmの座り心地の良い椅子で、輪切りという新たな視点から、竹の使い方の幅広さなどの魅力に“気付く”作品です。
また、永瀬さんの作品「まるちゃー」は、高さ115cm×幅75cm×奥行き55cmの寄せ木の家具で、寄りかかったりまたいだり、さまざまな姿勢でどの方向からも座ることができます。木に登った時に感じた、多方向に伸びる太い枝によって体が支えられているという感覚から着想したもので、“まるみ”と“家具(=furniture)”を組み合わせてネーミングしました。
浅野さんは、「祖父の畑を荒らす“竹害”を目の当たりにし、有効活用して課題を解決したいと思ったのがきっかけでこの賞を受賞でき、とてもうれしいです」、永瀬さんは、「大学生活の集大成として根気強く向き合った結果やり遂げることができ、成長を実感しています」と語りました。
【芸術学部】