芸術学部写真・映像メディア学科写真専攻2年生の後藤大輝さん(自由ケ丘高校)の写真作品「混在 再構築」が「Fukuoka Wall Art Project 2025」で優秀賞を受賞し、9月13日(土)のオープニングセレモニーで福岡市の高島市長より表彰状を授与されました。
本事業は、美術分野のアーティスト作品を広く募集し、仮囲いなどを活用したまちなかでの発表の場と、作品を展示・販売する機会を提供することで、アーティストのさらなる活躍の場につなげるとともに、アートによるまちの賑わいの創出を図ることを目的としています。
「混在 再構築」は、福岡の建物や空をフィルムカメラと中判カメラで撮影。5枚の写真を細長く分解、再構築して今と昔が混在したような一つの新しい景色を創出したものです。昔と今の技術で撮られた写真たちはアナログとデジタルによる画素数や質感の違いがあり、そこから生じるどことない違和感と、再構築によって生まれた新たな景色をさまざまな視点で観察できる作品です。
後藤さんは「試行錯誤して制作した自身の作品を評価いただき、とても光栄です。これからも実験的制作を続けていき、自分の創りだしたい世界観を今以上に追求して行きたいです。今後も、個展の開催やファッション、音楽に関連した作品作りができたらなと思っています」と受賞を振り返りました。
受賞作品は天神ビジネスセンターの仮囲い外壁に展示されており、9月25日(木)から、アートフェアアジア福岡2025との連携企画により、受賞作品(原画)を以下日程にて展示します。
・9月25日(木)~28日(日)ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025(マリンメッセ福岡B館)で展示、販売
・10月19日(日)~11月1日(土)西日本シティ銀行各支店で原画展示
ぜひ、お立ち寄りください。
【写真・映像メディア学科】