認知症HPキャラクターデザイン 学生に東区から感謝状

    芸術学部ビジュアルデザイン学科4年の吉川明帆さん(大津高校)がデザインしたキャラクター「ちかっぱ」が、福岡市東区の認知症に関する情報ホームページ「認知症オレンジちゃんねる」のマスコットキャラクターに選ばれ、10月18日(月)、東区保健福祉センターから感謝状が授与されました。

 「ちかっぱ」は、福岡市の鳥に選ばれているユリカモメをモチーフにしたキャラクターで、東区のイメージカラーであるスカイブルーの帽子をかぶり、認知症サポーターの印であるオレンジリングを羽につけているのが特徴です。

 感謝状を手渡した東区保健福祉センター所長の横内法子氏は、「とても可愛らしく優しい印象のキャラクターで、チラシやカードに早速使用したところ大好評です。ご本人の人柄と通じるものがあるように感じます。今後も、大学や学生の力を借りて、地域の事業に取り組んでいきたい」と話しました。

 吉川さんは、「多くの人に親しみをもってもらおうと、ユリカメモに丸みを持たせ、愛らしくしました。地域に貢献できたことがうれしく、また今後イラストを描いていくうえで自信となる表彰です」と語りました。

 福岡市は今年度から認知症にやさしいまちづくり事業に取り組んでおり、東区の「認知症オレンジちゃんねる」では地域が一体となった活動にむけ、患者やその家族だけではなく、介護や医療の専門職、地域や企業、学校関係者に向けた情報が発信されています。 

                                               【芸術学部】

 

 

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