「学生ディスプレイデザインコンテスト2023in 博多エキナカ“マイング”」最優秀賞受賞

 12月25日(月)まで開催されている「学生ディスプレイデザインコンテスト2023in 博多エキナカ“マイング”」芸術学部生活環境デザイン学科の7名の学生が制作した「はっけよいの聖誕祭!」が最優秀賞を受賞しました!また、12名の学生で制作した「くるみ割りのお城」も奨励賞を受賞しました。

 このコンテストは、地域でデザインを学ぶ学生の発想力や感性を社会へ発信することを目的としており、今年は県内の大学・専門学校から11点の応募がありました。

 最優秀賞を受賞した「はっけよいの聖誕祭!」は、浮世絵をベースに、横綱サンタがクリスマスプレゼントを届ける様子をデザインしたものです。平面の浮世絵をシャドーボックス※の技法を用いて、紙の層で奥行を出し、立体感を楽しめる作品になっています。また、海外の文化であるクリスマスに、日本文化の浮世絵を融合させることで、日本の国際化や文化交流を表現しています。

 制作メンバーの一人で同学科1年の橋本花菜さん(鹿島高校)は「絵を切り取り組み立てて楽しむ立版古(たてばんこ)という江戸時代のおもちゃをヒントに立体的なデザインを考えました。サンタクロースの動きは横綱をイメージしています。テーマに沿って和紙や障子紙などを素材に採用。チーム全員が細部までこだわって制作した作品をぜひ見て楽しんでいただきたいです」と話します。

 作品は12月25日(月)まで、博多エキナカ“マイング”(博多駅構内)にて展示されています。ぜひご覧ください。

※シャドーボックス:平面の絵を切り抜き、何層にもわけて重ねて立体感をだすアート技法

 『はっけよいの聖誕祭』(生活環境デザイン学科1年)

  橋本花菜さん、佐々木里明さん、平山翔斗さん、樋渡夕栞さん、田川小晴さん、森岡ゆいさん

  加島和奏さん

 

 

 『くるみ割りのお城』(生活環境デザイン学科1年)

  片山樹さん、木下創太さん、安部大輝さん、中村優作さん、高宮朱理さん、深川礼乃さん

  永田稜稀さん、平岡くるみさん、杉本羽美さん、大坪夕恩さん、屋敷ゆいさん、佐伯優衣さん

 

 

 

 

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