「アジアデジタルアート大賞展」AIアートアワード受賞!

 芸術学部芸術表現学科羽太広海准教授の作品「人工知能は宮廷画家の夢を見るか?」が、「2022アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」で「AIアートアワード」を受賞しました。

 本展は、高度なメディアテクノロジーを背景に論理的な思考と芸術的な感性との融合を標榜し、アジアの文化風土に深く根差した世界レベルのメディアアート作品の公募展で、「AIアートアワード」は、昨今の画像生成AIを利用したアート作品における表現や権利、創造性などを評価しようと今年から設置されました。

 受賞作は、AI画像生成ツールを活用して制作された縦91cm×横72cmのバロック調の人物画で、AIの描画に透明の油絵具で加筆することで立体的に仕上げた精緻な3連作です。技術進歩に伴い、画家の専売特許である描画を担ったAIが、人間だけが所有できると考えられてきたクリエーティブの世界を揺るがし、その結果生み出されたAIによる美の可能性を追求しています。

 審査員からは、「油絵具で加筆することで独自性を表現するとともに、最後に残るのは人間の審美眼であることを示した」と評価されました。

 羽太准教授は、「AIによる作画は“脳のシナプスの外部化”といえる新しい手法です。油絵具での加筆などの手法にも取り組んでいますが、さらなる手法研究やコンセプトを追求し、制作に取り組んでいきたい」と語りました。

 この作品は、3月8日(水)~12日(日)に福岡市美術館で開催される「2022アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA受賞作品展」と、3月14日(火)~19日(日)に九州産業大学美術館で開催する「芸術学部教員作品展」でご覧いただけます。

【芸術学部】

 芸術学部芸術表現学科羽太広海准教授の作品「人工知能は宮廷画家の夢を見るか?」が、「2022アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」で「AIアートアワード」を受賞しました。

 本展は、高度なメディアテクノロジーを背景に論理的な思考と芸術的な感性との融合を標榜し、アジアの文化風土に深く根差した世界レベルのメディアアート作品の公募展で、「AIアートアワード」は、昨今の画像生成AIを利用したアート作品における表現や権利、創造性などを評価しようと今年から設置されました。

 受賞作は、AI画像生成ツールを活用して制作された縦91cm×横72cmのバロック調の人物画で、AIの描画に透明の油絵具で加筆することで立体的に仕上げた精緻な3連作です。技術進歩に伴い、画家の専売特許である描画を担ったAIが、人間だけが所有できると考えられてきたクリエーティブの世界を揺るがし、その結果生み出されたAIによる美の可能性を追求しています。

 審査員からは、「油絵具で加筆することで独自性を表現するとともに、最後に残るのは人間の審美眼であることを示した」と評価されました。

 羽太准教授は、「AIによる作画は“脳のシナプスの外部化”といえる新しい手法です。油絵具での加筆などの手法にも取り組んでいますが、さらなる手法研究やコンセプトを追求し、制作に取り組んでいきたい」と語りました。

 この作品は、3月8日(水)~12日(日)に福岡市美術館で開催される「2022アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA受賞作品展」と、3月14日(火)~19日(日)に九州産業大学美術館で開催する「芸術学部教員作品展」でご覧いただけます。

【芸術学部】

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