これからの展覧会
展覧会※都合により名称、会期、休館日など変更する場合がございます。
中島英樹 HIDEKI NAKAJIMA MADE in JAPAN.TOKYO ,KSU edition
2025年9月20日(土)~11月3日(月)
【開館時間】:10:00~17:00(入館は16:30まで) ※金曜日は19:00まで開館
【休館日】:月曜日(11/3は開館)
【入館料】:一般:200円 大学生・専門学校生:100円 高校生以下、65歳以上の方は無料
【主催】:九州産業大学
【協力】:有限会社中島デザイン
【後援】:福岡県、福岡市、(公財)福岡市文化芸術振興財団、朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞社
中島英樹(1961‐2022)は、雑誌『CUT』、音楽家 坂本龍一の書籍やCDジャケットをはじめ、幅広い分野で数多くのアートディレクション及びデザインを手がけてきました。ニューヨークADC金賞のほか、国内外で多くの賞を受賞。その仕事は海外のデザイン雑誌でも度々紹介されるなど、人々の関心を集め続けています。2021年、中島は30年に及ぶこれまでの仕事の中から、自ら厳選した作品群を『HIDEKI NAKAJIMA:MADE in JAPAN』と題する一冊にまとめ刊行しました。同書に収録されているインタビューで彼は「自分がこれまでやってきた印刷表現の魅力を遺書のように作品集として残したかった」と語っています。本展では同書の収録作品を中心に、パーソナルワークから雑誌、ファッション分野の広告、写真集、一般書籍、商品パッケージまでの多彩な仕事をご紹介します。中島が生涯を通じて挑んできた印刷表現へのこだわりが詰まった作品の数々、多くの人々の心を揺さぶり続けるデザインの世界をお楽しみください。
中島英樹 HIDEKI NAKAJIMA
1961年埼玉県生まれ。清水正己デザイン事務所、株式会社ロッキング・オンを経て、1995年有限会社中島デザイン設立。主な仕事に、雑誌『CUT』、坂本龍一氏の書籍やCDジャケット、Shu Uemuraのパッケージ、講談社現代新書シリーズ、吉本ばなな氏の書籍、ファッションブランドの広告等。ジャンルを問わず幅広い分野で数多くのアートディレクション及びデザインを手がけた。2022年2月永眠。享年60。
[主な受賞歴]
ニューヨークADC金賞・銀賞、東京ADC賞、ニューヨークTDCグランプリ、東京TDCグランプリ、ブルノ・ビエンナーレ/ベスト・デザイン賞、シカゴ・グッドデザイン賞、ningbo国際ポスタービエンナーレ/wang xu賞、他多数。
リンク:中島デザインオフィシャルホームページ→NAKAJIMA DESIGN.
SevenExhibition(2005)
Re-CitF “Gray”(2008)
Jungle LIVE mix of Untitled 01-2nd Movement-Anger
Ryuichi Sakamoto
FOR LIFE RECORDES(1997)
CUT,No.65,Cover/Rockin’on(1997)
Matsuda/A.W.(1996)
Untitled/Jeff Burton(1998)
キービジュアルについて
本展覧会のキービジュアルは中島と親交のあったクリエイティブ集団tomatoの創立メンバーであるジョン・ワーウィッカー氏が特別に制作したもので、二人の会話や思い出の集まりを体現しています。
【関連イベント】※どなたでも参加できます。聴講無料
〇オンライントーク 「中島英樹を語る」
中島英樹の人と作品について、かつて一緒に仕事をしていた方々の視点からお話しいただく、ぶっつけ本番のトークイベント。
日 時:9月27日(土)14:00~15:30
登壇者(50音順、敬称略):
北島明(写真家、九州産業大学芸術学部客員教授)
田島一成(写真家)
中野敬久(写真家)
山本知香子(アートディレクター&デザイナー)
配 信:Zoomによるライブ配信
申 込:聴講をご希望の方は①件名:オンライントーク、②内容:参加者氏名、③メールアドレスを記入の上、E-mail:ksumuseum@ip.kyusan-u.ac.jpに、お申し込みください。締め切りは9月25日(木)
〇講演会 「デザインにとって美とはなにか」
デザインが資本の論理に回収されていった時代に抗い続けた中島英樹。
中島が目指していたものはなにか。
デザイン専門誌『アイデア』元・編集長の室賀清徳氏にお話を伺います。
日 時:10月10日(金)17:40~19:10
講 師:
室賀清徳(編集者、デザイン批評、『The Graphic Design Review』(JAGDA)編集長、元『アイデア』編集長)
会 場:九州産業大学15号館15201号教室
申 込:不要。直接会場にお越しください。