大分県佐伯市の観光について市長と意見交換を行いました

 

 9月3日(日)〜5日(火)、地域共創学部観光学科の教員4名と学生6名が大分県佐伯さいき市の観光振興のため、同市の観光資源視察モニターツアーに参加し、同市市長との意見交換を行いました。 

 今回の取り組みは、山、川、海の自然の循環を観光視点で考え、自然の恵みを体感できる観光プログラムの開発に取り組む同市からの依頼で、若い世代をターゲットに新たな観光コンテンツ開発につなげるため、本学へ協力依頼があり、実現したものです。 

 3日間にわたり同市の自然・文化の資源として「佐伯城下町」や「ふじがわち藤河内ふじがわち渓谷」、「空の公園」などを訪れ、ジビエ、魚、文化庁「100年フード」に認定された「佐伯ごまだし」のうどんなど、食文化を体験しました。 また同市の水産加工会社、福祉法人などの事業者を訪問し、取り組みについて話を聴きました。

 2日目に行われた市長との意見交換会では、「佐伯市の観光発展のためにはどうするべきか」をテーマに、教員と学生からさまざまな視点でアイデアが飛び交い、学生は市長や市の職員と熱い議論を繰り広げました。 同学科3年の辻百花さん(大分高校)は同県出身で、参加に際し地元の知人や親族に佐伯市のイメージについてアンケートを実施。その結果とともに、現地調査で発見した課題や観光資源などを踏まえ、“食”、“自然”、“人”と佐伯市の魅力を一度に体験できる、観光客と同市民の交流イベントについて、リピーター獲得や観光客のニーズ把握などのメリットとともに市長に提案しました。

 モニターツアーを終え、辻さんは「今回のモニターツアーでは、観光による地域活性化にとって重要な「分析」を実践することができました。今後も大学での学びを観光の現場でどのようにアウトプットしていくか意識しながら学んでいきたいです。」と語りました。

【地域共創学部】 

 

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