
5月25日(月)、国際文化学部国際文化学科秋保さやか講師と河野久非常勤講師が担当する「NPO・NGO論」で、NPO法人チャイルドドクター・ジャパンの活動を題材に、国際協力の現場を学ぶ特別授業を実施しました。
本授業では、これまでに同科目で学んできたNPO・NGOの基本概念や社会課題との関わり方を踏まえ、より具体的な実践事例として、ケニア共和国におけるスラムでの支援活動に焦点を当てました。同法人は、ケニアで子どもたちの医療や教育に関連する支援を行っています。
当日はまず、同法人の宮田久也氏がオンラインで参加し、団体の活動概要や現地の生活環境について紹介。その後、ケニアのサウスランドスラムとオンラインで接続し、支援を受けている家庭の母親へのインタビューを通して、日々の生活や直面している課題について直接話を聞きました。
続いて、学生はグループに分かれ、「支援枠5,000シリング(日本円でおよそ6,000円)をスラムに暮らす母親への支援にどう活用するか」というテーマのもと、インタビュー内容を踏まえながら課題の背景や根本的要因を整理し、支援の具体的な使い道を検討・発表しました。その後、学生全員の投票によって最も実現可能性の高い案を選定し、その場で現地母親に支援金が手渡されました。
受講生は本授業を通して、国際協力を一方向の支援として捉えるのではなく、現地の声に基づいて考える重要性について理解を深めました。また、英語でのコミュニケーションを通じてケニアの現状に直接触れることで、グローバルな課題を自分ごととして考える貴重な機会となりました。




