モノづくりで伝統文化を繋ぐ!「マイ獅子頭」ワークショップを開催

 造形短期大学部森下慎也准教授と学生は、伝統文化である獅子舞を「モノづくり」を通じて身近に感じてもらうことを目的に、マイ獅子頭作りワークショップを開催しました。

 このワークショップは、福岡市の依頼を受け、11月3日(月・祝)開催の「獅子フェス福岡」(福岡城内三ノ丸広場)と、22日(土)開催の「こども伝統文化教室」(さいとぴあ・福岡市西区)の2会場で行いました。

 ワークショップでは、森下研究室が本物の獅子頭の構造を参考に考案したダンボール製の獅子頭工作キットを使用。学生がサポートしながら、参加者は好きな色を選び、部品を一つ一つ丁寧に組み立てていきました。

 完成した獅子頭は口を開け閉めでき、子どもたちは自分だけのオリジナル獅子頭を手に大喜びの様子。特に、「獅子フェス福岡」の会場では、隣の本ステージで舞う迫力ある獅子舞の囃子の音に合わせて、小さな子どもたちが完成したマイ獅子頭を元気いっぱいに振る姿が見られ、まさに伝統とモノづくりが融合した光景となりました。

 サポートを行った学生は「子どもたちが一生懸命にモノづくりをする姿が印象的でした。完成品をもって嬉しそうに遊ぶ子どもの笑顔をみて、こちらも嬉しくなりました。自分の専門が地域活動に役立つことに喜びを感じました」と話します。

【造形短期大学部】

 

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