
商学部では今年度から1年生全員を対象とした全員履修科目「国際ビジネス入門」を開講しました。本科目は、商学部が重視するグローバルな視野と地域・国内・海外の企業を舞台に「商学」の理論を実践的に活用できる力を身につけるための導入科目です。
本学部では「国際経営(ビジネス)」を学び全体の土台と位置づけており、本授業を通じてビジネスの仕組みや動きをグローバルな視点で理解する基礎を養います。学生は、この基礎知識をもって2年次以降の「マーケティング」「企業経営」「会計・ファイナンス」などの専門コースへ進みます。
土井一生教授を中心に、永田浩一教授、侯利娟准教授、柳田志学准教授の4名による共同授業(チームティーチング方式)で行われており、500名を超える学生が集まり、活気ある雰囲気の中で展開されています。
講義では、「なぜ企業は海外進出するのか」などをテーマに、学生が主体的に考える場を設けています。先日行われた海外経験や国際的関心の重要性についての議論では、永田教授が「国際ビジネスを学ぶうえで大切な第一歩は、海外に関心を持ち自ら行動してみること」と話し、学生たちは真剣な表情で聞き入っていました。
本科目を通じて、学生一人ひとりが国際ビジネスにおける多様な価値観を理解し、将来、九州・日本・そして海外の舞台で活躍できる力を身につけていくことが期待されています。
【商学部】




