2月27日(木)、久留米商業高校と筑後うどん「一吉うどん」本店(佐賀県みやき町)を会場に、商学部・船岡ゼミの学生と久留米商業高校の生徒が取り組む「ベトナム向け筑後うどん新メニュー開発プロジェクト」今年度の最終報告会と新メニュー試食会が行われました。
今年度の新メニューは商学部2年の里村和奏さん(鹿児島高校)とベトナム人留学生マー ティ ハーさんとが共同開発した「ベトナム風照り焼き鶏うどん」。鶏ガラベースの出汁にベトナム料理でよく使われるナンプラーやフレッシュハーブを加え、日本の麺とベトナムの味を融合した一品です。開発にあたってマー ティ ハーさんは、ベトナムのホーチミンにも店舗を持つ「一吉うどん」本店でインターンシップに参加し、店舗オペレーションを学んだ後、現地での食材調達やコスト面、再現性などを考慮してメニューを考えました。
当日、来賓として参加したベトナム航空福岡事務所の多武妃弥氏は「ナンプラーなど、筑後うどんにベトナム人が好む味付けが加えられており、ベトナム人に対して九州の味を紹介する役割を果たす逸品になっている」と新メニューを評価しました。
本プロジェクトに参加し、4月から本学商学部に入学予定の久留米商業高校の女子生徒は「筑後うどんを多くの人に知ってもらうおうと、授業で学んだプロモーションの知識を発揮できる瞬間が多くあり、社会との繋がりや明確な数字が見えたことがモチベーションにつながりました。地元のうどんが海外展開していることに誇りを持ち、九産大に入学後は大学生としてこのプロジェクトに取り組みたいです」と笑顔で話しました。
完成した新メニューは今後、「一吉うどん」(本店・ホーチミン店)、「徳兵衛うどん」(福岡県久留米市をはじめ筑後エリアに4店舗)、「たけ屋」(福岡県久留米市)、「うどん人生たもん」(福岡県久留米市)、麺楽(福岡県筑後市)やその他筑後うどん振興会加盟店舗(一部)で販売予定です。
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【商学部】