3月24日(月)、「オープンイノベーションセンターSUENOBA」(福岡県糟屋郡須恵町)にて、本学が包括連携協定を結ぶ須恵町と実施した令和6年度連携事業の活動報告を行いました。
本報告会は須恵町内の企業を中心に同町の子どもたちの支援活動を行う「須恵青少年アンビシャス応援団」が開催したもので、須恵町長、教育長をはじめとする町職員に対して、同応援団、本学、須恵高校がそれぞれの活動報告を行いました。
当日は、造形短期大学部の黄禧晶教授が、芸術学部4年和田琴音さん(筑陽学園高校)と共に学外アートプロジェクトとして取り組んだウォールアート活動について報告しました。
続いて、同学部の沈佑炫准教授が、上須恵須賀神社に毎年7月に奉納されている「祇園山笠」の撮影プロジェクトや遺影撮影プロジェクト活動など、平成27年度から開始した須恵町での活動を振り返り発表しました。
最後に、理工学部情報科学科の稲永健太郎教授が、須恵町が運営するコミュニティバスのICTを利用した運行支援について、令和6年度の改善状況などについて説明を行いました。
発表に対し平松秀一須恵町長は「須恵町と企業や須恵高校、九産大が一丸となって地域の課題解決に取り組み、他の地域では見られない産官学連携のモデルケースになっている」と感想を述べました。
【産学共創・研究推進本部/理工学部/造形短期大学部】