商学部藤井ゼミの学生が「社会的健康ピッチコンペティション」で大賞

 10月11日(金)に開催された「社会的健康ピッチコンペティション(一般社団法人社会的健康戦略研究所主催)」において、本学商学部藤井資子教授の2年生ゼミチーム(8名)が大賞を受賞しました。

 本コンペティションは、次世代の健康経営を社会貢献意識の⾼い学⽣と産学連携で、SDGs・⼈的資本経営・D&I・エシカルなどに深く関連する「社会的健康」をテーマに、解決策を創造するものです。

 事前に出された6つの企業団体からの課題に対し、エントリー先を決定。その後、エントリー先の団体とコミュニケーションを図りながら、コンペティションの準備を行います。リアル会場とオンラインのハイブリット形式で実施された当日は、全国9大学が参加し、それぞれ解決策を提案しました。

  参加団体の一つ、都築電気株式会社(東京都港区)は「IT企業『都築電気』の健康経営推進チームとして、従業員と家族をはじめとするステークホルダーとの継続的な関係をどのように築くのか」と課題を提示。それに対し、「情報が伝わりやすいホームページの改善案とeスポーツを活用した健康経営」を提案した藤井ゼミの学生チームが同社の大賞(1位)を受賞しました。

 提案内容は、情報を整理し各情報への入口(ポータルサイト)を設けるといった「視認性の高いホームページ」のレイアウト。社内コミュニケーションや従業員と家族の健康促進を目的とした「eスポーツ同好会」の社内設置といった、健康経営に関する課題に対しての現代的なアプローチとなっています。

 同チームのリーダーを務めた山元崇誠さん(鹿児島商業高校)は「都築電気さんから、斬新なアイデアを出してほしいとリクエストされたので、多角的に考えました。今回、プレゼンスキルや企業研究など自身の学びとなったことが多く、同様の機会があれば挑戦したいと思います。藤井先生含めメンバー全員の協力が受賞につながったと思います」と話し、副リーダーを務めた増田怜愛さん(天草工業高校)は「夏季休暇を挟むなど、メンバーが集まれない中の準備期間でしたが、電話やオンラインでコミュニケーションをとるなど、各人が役割を理解し集約して取り組みました。プレゼンが終わった達成感だけではなく、評価いただいたことで自信にもなりました」と話しました。

 <チームメンバー>

山元崇誠、増田怜愛、下高原樟、伊藤七海、長戸未久、竹島莉香、梅津彩香、冨田麗那

【商学部】

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