国際文化学部では、KSUアドバンストプログラムの一環として「The Academy for Educational Leadership(教育リーダーシップアカデミー)」を実施し、国際文化学科と日本文化学科の協働で、教育の現場で将来即戦力となって活躍できる人材の育成に取り組んでいます。
このプログラムの特色は、座学だけではなく、次のような外部とも連携した実践的学習を組み込んでいることです。
- 現役教員(卒業生)との交流を含む、教員育成講座
- 学部独自の採用試験対策講座
- 福岡県の高校と連携したプレ教育実習
こうした実践を重ね、受講生たちはお互いに研鑽しながら、教育人材としての資質を磨くよう努めています。
AELにおいて「未来の国語教員養成プログラム」を担う日本文化学科では、古典文学に関する造詣を深めることにも力を注いでおり、くずし字で書かれた江戸時代の書籍を読み、その内容を読解する授業やゼミナール科目も開講しています。今年度のオープンキャンパスでは、国語教員を目指す学生が日頃の学習成果を発揮して、本学図書館が所蔵する奈良絵本を用いた体験学習「奈良絵本講座―くずし字で読む『竹取物語』」の講師を担当し、高校生の皆さんを対象とした模擬講義を実施しました。
このような取り組みが功を奏し、国際文化学部日本文化学科からは、例年、複数の教員が誕生しています。
【日本文化学科】