9月23日(月)、グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP)※の科目であるスタンフォード大学SPICEとの連携教育プログラム「Stanford e-KyuSan-U 2024」の閉講式が行われ、本プログラムに取り組んだ20名と、メンターとして学生サポートを行った各学部教員や関係者が集まりました。
最初に同大SPICEディレクターGary Mukai博士から、本プログラムの意義について説明があり、関係者への謝辞と意欲的に取り組んだ学生たちへの敬意が述べられました。続いて、米国より来日した玉川SPICE講師から「難しいテーマに取り組む学生たちの姿勢に感銘を受けた。大変充実した取り組みであった」と今期の好評が述べられました。
次に、修了証が一人ずつ授与され、受け取った学生はオンラインで出席していたMukai氏に修了証を見せ、手を振るパフォーマンスを送り、和やかな雰囲気の授与式となりました。
最後に玉川SPICE講師から健闘賞と最優秀賞として以下の4名が発表されました。
健闘賞:安部千裕さん(国際文化学部国際文化学科3年/九州産業大学付属九州高校)
森佑太さん(商学部経営・流通学科4年/九州国際大学付属高校)
最優秀賞:清田太郎さん(国際文化学部国際文化学科3年/福岡工業大学附属城東高校)
田中遊麻さん(国際文化研究科博士前期課程1年/玄界高校)
総評として本学GLP委員長の松原教授から「プログラムは終了となるが、学生自身の真価が発揮されるのはこれから。プログラムで培った力をいろんな方と関わって発揮していって欲しい」とはなむけの言葉が贈られました。
受賞した4名は英語で、本プログラムに参加した感想と感謝を述べました。最優秀賞の2名は、来年2月に米国シリコンバレーで開催されるVIA主催の「社会イノベーション短期研修(ESI)」に派遣されます。最優秀賞の一人清田さんは「選ばれると思っていなかったので、名前を呼ばれたときは驚きました。とても光栄に感じています。プログラムでは、メンバーの発表内容に対しディベートを行うため、発表だけではなく質問する側としても準備が大変でした。皆と意見交換する経験から英語で表現できる力が身についたと感じています。ESIまでにIT企業で使う専門的な英語を身に付けて臨みたい」と語ります。
※グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP):国際社会に強い興味を持ち、将来グローバル企業でリーダーシップを発揮したいと考えている学生を対象とした本学独自の全学部横断型特別教育プログラムです。
【国際交流センター】