【JR九州応援プロジェクト】学生が「海の中道駅」改善提案を発表

 9月4日(水)、芸術学部写真・映像メディア学科星野浩司教授と学生が、「海の中道駅」の改善策について九州旅客鉄道株式会社(以下:JR九州)に向け提案を行いました。

 この取り組みは、昨年度実施したJR香椎線「新原駅」のイメージアップに続く「JR九州応援プロジェクト」の一環として行われたもので、今回は「海の中道駅」をテーマに1~3年生24名が案内班と駅舎班に分かれフィールドワークを実施。課題を整理し、JR九州香椎駅を含む香椎線担当者に向けて発表しました。

 案内班は、同駅に外国人観光客の利用が増えている状況のなか、多言語対応がないことに着目し、ピクトグラムによる案内を行う事や、SNSを利用した乗車マナー啓発などの提案を行いました。

 駅舎班は、利用者の多くが観光目的であることに着目し、歓迎ムードを全面的に押し出した視覚的な取り組みとして、同駅のキャラクターである「うみかちゃん」の活用や、ガラス面へのフィルム貼付などの提案を行いました。

 発表を聞いたJR九州担当者からは「発表いただいた内容には気づかされることもあり、参考になりました。社内で検討を行い、学生さんと一緒に実現したい」と謝意が述べられました。

 代表し説明を行った同学科3年の小林和真さん(九州産業大学付属九州高校)と生活環境デザイン学科3年の永田龍三さん(九州産業大学付属九州高校)は「夏休みを利用し、フィールドワークやホワイドボードを使ったグループディスカッションを経て本日の発表となりました。準備は大変でしたが、視覚的にも思いが伝えられる発表ができたと思います。この発表に留まらず、同駅をより良くできるよう検討していきたいです」と語りました。

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