「第45回全国大学版画展」町田市立国際版画美術館賞受賞!

 

 全国の美術大学などで版画を学ぶ学生の成果を問う「第45回全国大学版画展」で、大学院芸術研究科博士前期課程2年のベクト パラ エステファニアさん(メキシコ出身)が町田市立国際版画美術館賞を受賞しました。

 受賞作「MASKS」は、これまで研究を続けていた日本古来の能面に、新型コロナウイルスの感染拡大により必需品となった現代のマスクを織り交ぜた、横100cm×縦100cmの作品です。能面のほか、不動明王や七福神の大黒天などさまざまなお面の中に、マスクを付けた能面を配置しました。

 エステファニアさんは、「英語では面もマスクも同じ“MASK”と言うため、新旧のマスクを題材にしたら面白いと思い、作品を制作しました。伝統的なものと新しいものという対照的な組み合わせが興味深く、今後も研究を続けていきたいです」と語りました。

 この作品は、1月14日(木)まで九州産業大学美術館で開催中の「九州・沖縄版画プロジェクト2020」でご覧いただけます。

【芸術学部】 

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